【グッチ】
グッチ(GUCCI)の2020年春夏コレクションが、2019年9月22日(日)にイタリアミラノで発表された
ミケーレ手掛けるグッチからのサプライズ
毎シーズン、あっと驚くような招待状でショーの前から観客たちをワクワクさせていたグッチグッチ サンダル コピー今回届いた招待状は、10センチ四方もない小さな封筒このシンプルな便りは、どんな奇抜な招待状よりサプライズで、何かグッチに変化が……?と、そう思わずにいられなかった
会場には、動く歩道が4レーンショーがはじまると、真っ白なワークウェアのようなものを纏ったモデルたちが、その歩道の上でマネキンのように全く動かずただ流されていった
そして突然の暗転かと思えば、モデルたちは駆け出しシャッター裏へと消えていったライトが再び点灯すると、白い彼女たちの姿はなく、今季のワードローブを纏ったモデルたちが、動く歩道を足早に歩きだした
新たなステップへ、進化するミケーレワールド
ウィーン……という動く歩道の機械音とアップテンポな音楽とともに、遂にはじまった“ミケーレワールド”今季のショーは、クリエイティブディレクターのアレッサンドロミケーレが、グッチを手掛けて4年経った今、新たなフェーズに上がっていくことを示唆する「GUCCI ORGASMIQUE」をキーワードに掲げた
セクシュアルな意味である「オーガズム」から導いた造語には、新たなステップに上がるため、これまで自らが積み重ねてきたグッチでの歩みから、大きなエネルギーを生み出し、爆発させようという意図が見えるモデルたちが衝動的に動き出したのは、きっとそのエネルギーを纏ったからだ
グッチの伝統と、新たなフェミニニティの模索
ミケーレは、“バックトゥルーツ”つまりはこれまでのグッチのルーツにこだわり、新解釈を加え新しい表現を追い求め続けてきたそれは今季も同様GGパターンやホースビット、グッチウェブなどアイコニックなモチーフは健在だ
しかし、これまでのような折衷主義を感じさせるパッチワークやエンブロイダリーは少ないとにかく今季はミニマルだそんなワードローブの中で、ウィメンズとメンズの区別を明確にせず、フェミニニティのモダンな表現を模索している
肌を見せるということには、非常に寛大で、それは過剰なミニマリズムの表現にも思える花の模様にカットオフしたワンピースや、大胆なスリットを施したタイトスート、女性でも胸をあらわにして着こなすシースルーのドレスなど、きっとこれまでならもっと装飾的に表現されていた箇所が、すべてそぎ落とされシンプル化している
レースとレザー、クラシックチェックとスパンコールなどマテリアルのコントラストは、センシュアルとタフの両立へと導くジャケットなどのスーツは50年代風のボックスシルエットで、あえてマスキュリンに仕立てることで、逆説的に着る者のフェミニニティを引き出すグッチ キー ケース コピー