【ジバンシィ】ジバンシィ 2020年春夏メンズコレクション、伝統×現代で奏でる“不協和音”の行きつく先

ジバンシィ

ジバンシィ(Givenchy) 2020年春夏メンズコレクションが、イタリアフィレンツェで発表された

“不協和音”をテーマに

ジバンシィ 2020年春夏メンズコレクション、伝統×現代で奏でる“不協和音”の行きつく先|写真4

日本語で“不協和音”を意味する「NOUVEAU GLITCH」を今季のテーマに掲げたジバンシィ2つ以上の音が響き合うときに生まれる不調和な和音は、ネガティブなイメージを持たれる傾向がある一方、クラシックミュージックにおいてしばし取り入れられているのも事実作曲家の緻密な計算によって不協和音が取り入れられる時、そこには美しいハーモニーが生まれるという

伝統×現代を組み合わせて

ジバンシィ 2020年春夏メンズコレクション、伝統×現代で奏でる“不協和音”の行きつく先|写真2

デザイナーのクレアワイトケラーは、そんな“思いがけない”不協和音を生み出していくかのように、今季のコレクションで“伝統と現代”という全く異なる要素をワードローブの中で繋げていく

例えば着こなしは、ジャケット×パンツというクラシカルなスタイルが基本けれどそれはどこか“不完全”で、ストリートライクなルーズなシルエットであったり、シャツの代わりにスポーティーなテクニカルニットが差し込まれていたり、足元はカジュアルなスニーカーで決めていたり…と、1つのルックの中でフォーマルとインフォーマルの要素がひしめき合っているのだ

こだわりの素材

ジバンシィ 2020年春夏メンズコレクション、伝統×現代で奏でる“不協和音”の行きつく先|写真9

そんな特徴的なスタイルの中でも、確かな気品を香らせているのは、こだわりを詰め込んだ上質な素材ジャケットの上にレイヤードされたオーバーサイズのアノラックは、ベルベットのような滑らかな光沢をもつ特殊ナイロンで仕立ててまたジャケットの下に差し込んだニットと合わせて、“メッシュ”風に仕上げたホワイトのパンツは、極薄のレザーに細かなパンチングを施して完成させたものだ

ラグジュアリー感溢れるクチュール的表現

ジバンシィ 2020年春夏メンズコレクション、伝統×現代で奏でる“不協和音”の行きつく先|写真57

クチュール的表現も外せないポイント一枚で肌の上からラフに羽織ったロングジャケットは、繊細なビーズ使いが伺える、緻密なクラフトマンシップが感じられる一着またパンツ同様ジャカードで仕立てたように見えるロングジャケットは、ジャカードの絵柄のモチーフをビーズで再現したものジバンシィ 長 財布 コピーラグジュアリーなムード溢れる柄×柄の着こなしが提案されているジバンシー スーパー コピー

移り行くカラーパレット

ジバンシィ 2020年春夏メンズコレクション、伝統×現代で奏でる“不協和音”の行きつく先|写真26

カラーパレットも、ニュートラルカラーから鮮やかな色彩まで実に様々ランウェイの上では、ダマスクローズ、バターミルク、パウダーブルー、トマトの淡いフレスコ的な色調から、ミッドナイト、バーガンディ、ガンメタルといった闇夜の色調へと移り変わるドラマティックな演出がなされた